11/27 19:00 UP!
自己紹介、あるいは世界を切り開く方法について(後編)
ごきげんよう。ながるです。
さて、内にある想いの丈、第一弾。
さて、内にある想いの丈、第一弾。
世界を切り開く方法について。続きです。
常々考えているのですが、世界というのはいったい何でしょうか。
その人によって見える角度、周囲の環境といった条件が異なるだけで、結局のところ、世界はひとつのような気もします。
どんな環境下でも、楽しそうにできる人、印象を残せる人、なにかを成し遂げる人というのは存在します。
その人たちに共通することはいったい何でしょう。
僕が思うに、世界の変え方は次の3つです。
・ストレス耐性の向上
・反復練習
・年単位での継続
とてもシンプルです。夢がない、と言っても良いです。
しかし、敢えて言いたい。
そう考えるあなたは、夢を見ているのではなく、夢に魅せられていはしませんか、と。
お忘れかもしれませんが、この世界の一切の基準は、あなたです。
世界は沢山の情報で溢れています。
情報の発信者たちは、皆あなたの人生の一部になりたい、そしてあわよくば、あなたの不安に付け入り、あなたを乗っ取り、支配してやろう、と考えています。
しかし、多くの優秀な大人たちが様々な策を凝らしているにもかかわらず、実際には、誰もあなたの人生を代わりに引き受けることはできません。
あなたには「拒否権」という最強の武器があるからです。
ひとたびそれを発動させれば、あなたは世界からすべての大人たちを排除し、一切を強制的に終わらせることができます。
端から見れば、それは自殺と写るでしょう。
しかし、あなたは幸福なはずです。
あなたの感じた違和感は正史となり、あなたの純潔は守られるのですから。
あなたは常にそのスイッチを持っています。
耐え難いことがあるのなら、いつでもそれを押すことができるのです。
勝負は、それを自覚したときから始まります。
一切が、やがては灰になるとわかっていながら、どこまで自分を欺き、取り乱し、必死になって目の前の違和感と向き合うことができるか。
目の前の相手に自分と同じ主体としての地位を与え、盤石なはずの自らを脅かす危機を感じ取ることができるか。
王道に逃げず、邪道に甘えず、限界を超えて、自分の信じた道を貫き通すことができるか。
現実とは一種のゲームに過ぎません。
それは途方もなく巨大なオープンワールドで、実に様々なプレイスタイルがあります。
思えば僕は、自分に合ったプレイスタイルを見つけ出すために、ずいぶん多くの時間を割いてきました。
はじめは少し嫌なことがあると、すぐに投げ出したくなりました。
線路、雪山、ビルの屋上…………
世界の淵がある様々な場所に行きました。
そこにはなんらの幻影もなく、日常と同じ苦痛があるだけでした。
絶望し、わめき、開き直って努力を覚え、気がつくと29歳になっていました。
かつての14歳からすれば思いもよらないことですが、僕はいま、次の10年に向けた計画を練っています。
自分の夢を見るための計画です。
より大きな苦痛に耐えるために、人から与えられたものでない、自分で決めた夢が必要でした。
この世界を、私と同じスタイルでプレイしている人と出会えれば、なにかもっと大きなことができるかもしれません。
たとえ方向性が一致しなかったとしても、それはそれで大きな前進です。
拙文を読んで、なにかしらの印象があなたの内に生じたのであれば、途中で投げ出さなかった甲斐があったというものです。
次の10年で、私は一層様変わりする世界を、苦しみながらも受けいれて、今までと変わらず愛していくことでしょう。